５月１８日（土）から、3週連続で交遊館切り絵教室が始まりました。
元美術の先生でもある藤腹守男さんをお招きし、みんなで切り絵を体験するというこの教室。
今回は、切り絵作家の平石智美さんの図案を利用させていただき、その中からツユクサやアサガオ、アジサイやカエルなどこの季節にぴったりな図案を8種類ご用意しました。
前回と比べて、平石さんの図案は線も太く複雑ではないため、切り絵自体の難易度は少しさがりましたが、逆にそれに組み合わせる色を決めていくのに時間がかかります。
前回より、作品としての完成度が問われる今回の切り絵、この日を楽しみにしていた10名の参加者は真剣な表情で黙々と切り絵を進めていきます。
細い線が少なくなったので、思い切って大胆にカッターを滑らせていけるのが、良かったのでしょうか。
多くの方が1時間程度で切り終わっていきます。
そして、切り絵の裏から、グラデーションがきれいな色紙を当て、ノリで固定したら完成です。
それぞれ素晴らしい作品が続々と出来上がり、自然と笑顔に。
二つ目の作品に取り掛かる方もいらっしゃいました。
藤腹さんからは、複数の切り絵を重ねて一つの作品を作り上げる難易度の高いオリジナルの切り絵制作キットを参加者それぞれにプレゼントしてもらいました。
みなさん、ご自宅で集中して楽しんでくれそうですね。
藤腹さんの切り絵教室は、５月２５日（土）、６月１日（土）にも開催されます。
今回の切り絵は額に入れて飾りたくなるようなものばかりですので、ぜひ興味がある方は、「きのもと交遊館」☎︎82-6311までご連絡ください。
